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2006年2月

2006年2月24日 (金)

武蔵関「にはち」さん

Nihachi 私がここ数年ではもっとも多く行っているお店、ほぼ開店の頃からのおつきあいで、のれんをくぐった回数で90回以上になります。

そばはまことに香りもキレもよく、特に田舎がおすすめです。つゆもすっきりして気分よし。
おさけの燗の具合も良い加減、肴も美味しい。無口なご主人と愛想のいい奥さんの素敵なコンビで居心地も文句なしです。

店の名前は「にはち」ですが、ここの田舎もせいろも生粉打ちです。せいろは私にはちょっと固く感じますが、これがかけそばには絶好、ちょうどいい加減で香り高いつゆにぴったり、見事なものです。

ご主人は名店「中野さらしな総本店」の田無店で修行されたそうですが、まさに出藍の誉れと言っても過言ではないでしょう。
故・杉浦日向子氏もよく来られていたそうです。
以前はせいろそば(かけそばも)が店名そのままで二八そば、値段も680円だったのですが、今は十割になって880円、田舎は昔から930円なので、ちょっと高いかなあ、という感想はありますが…


「にはち」さんの最新記事はこちら

にはち
練馬区石神井台7-9-6
03-3920-2815
11:30-14:30 17:00-21:30(L.O)
火曜、第三月休
禁煙、予約可能

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2006年2月23日 (木)

蔵守(澤乃井の古酒)

Sawanoi_kuramori 「澤乃井」と言えば数少ない東京の地酒の代表格で、ご存じの方も多いと思います。この「蔵守」は澤乃井・純米の2000年に醸造したもの、黄金色の美しいおさけです。
古酒と言うと老ね香(ひねか)という独特な香りがあって好みが分かれますが、このおさけは抑えめ、角の取れたまろやかな味と香り、冷やでも燗でも楽しめます。
蔵守というのは澤乃井(小澤酒造)の古酒の統一ブランド名らしく、ラベルと瓶は同じですが熟成度合いや元のおさけによって色が違います。呑み比べるのも楽しいことでしょう。

余談ですが、小澤酒造は多摩川沿い北側にあり、秩父古成層の岩盤の水を使っているそうです。高水三山、棒ノ嶺の反対側にある飯能で作られている「天覧山」も同じ水系を使っているので性格の似ているおさけです。

もうひとつ余談。東京の蔵元はわずかに13。私は半分ちょっとしか呑んだことがありませんが、どこのおさけもなかなか好きです。このブログでもときどき紹介したいと思っています。東京のおさけについて知りたい方は、一番手軽なのは「東京都酒造組合」で検索して下さい。

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2006年2月18日 (土)

西落合「遊」さん

Yuu ここは夜そばのお店です。隠れ家というのにふさわしく、看板を写真にしましたが目立ちませんので見つけられるかどうか…看板から路地を入った奥が店の入り口ですがのれんが掛かっている普通の家で入っていいか心配になります。古民家で、のんびり座敷で座っていると気持ちよくて眠りそう(^^;

燗酒は「初駒・純米生原酒」、少し荒っぽいおさけ、私にはおさけらしくて嬉しいけど好みが分かれるかも。焼酎も豊富です。肴は焼き鳥や卵焼きを始めいろいろあり、その日のおすすめも豊富で美味い、そば屋では少ない野菜のメニューも結構あるのが嬉しい。そばは十割の本格派、文句ありません。

季節によっては、ベランダ席もいいし、さらに季節限定のベランダこたつ席はもっといい。月が出ていればをさらに幸せ、あまりの美しさにそばを食べるのも忘れそうになるほど魂を抜かれる思いをしたことがあります。


そば処遊
新宿区西落合3-24-14
03-3950-9001
18:00-22:00(21:30LO。21:00最終入店?)
日・月・祝休
なお、夏休みや冬休みがあるので、
行くときは電話一本入れるのがおすすめです。
最新の記事(2006年夏休み情報)

追伸:このお店ではパスタマシンを売っているらしく、主人の大森大和氏は「パスタマシンで麺道楽」という本も書いています。うどんや中華麺も打てるらしい。で、ここのそばもパスタマシンで打っているといううわさがありますがそれはデマ、正真正銘の手打ちそばです。店で出す十割そばをパスタマシンで作るのは不可能でしょう…

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2006年2月16日 (木)

大那・純米

Daina_junmai 青梅街道沿いの練馬区関町「石塚商店」さんで勧められて買いましたが、お米の甘味(うまみ、と読んでください)が楽しく、燗にぴったり。熱燗にも耐えてくれますし、冷やでもいいんじゃないでしょうか。肴はなんでも合いそうですし、毎日でも呑んでいたいおさけのひとつですね。

「菊の里酒造」さんのホームページ
http://www.daina-sake.com/からの引用ですが「大那は顔の見えるお客様との商売を基本としていますので、ご新規様のお電話でのご注文、インターネットでの蔵直販売はいたしておりません。信頼のおける酒販店をご紹介致しますのでそちらでご購入下さい。」ということ、ネット販売全盛の今時、まことに泣かせてくれる言葉でした。

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2006年2月10日 (金)

「しながわ翁」さん

Shinagawa_okina しながわ翁で今晩は夜酒です。
燗酒は信州の銘酒・真澄、まことに気楽なおさけ。肴はそば屋肴が一通りありますが、この時季なら湯豆腐が一番。

今日頂いたおそばは江戸前二八細打ちのざるそば、のどごしも香りもいいそばをすっきりした美味いつゆがきっちり締めてくれます。まことに幸せ。追加で、太打ちの田舎そばをかけそばにしてもらいましたが、これが暖まってほんといい。香り高いつゆにしっかりしたそばが最高。

しながわ翁ご主人の高野氏は、有名な達磨の高橋氏の直弟子。そばもつゆもしっかりまじめに師匠を継いでいます。今でも見事なそばですが、これからがさらに楽しみです。


しながわ翁
品川区北品川1-8-14
03-3471-0967
平日11:30-14:30 17:30-21:00(20:00LO)
日祝11:30-15:00
月休
夜は予約可能、終日禁煙

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2006年2月 9日 (木)

獺祭・温め酒

Dassai 今日から飲みはじめたのはこの「獺祭(だっさい)」の「温め酒」。

よくみかける獺祭は味があるのに切れ味のいいまことに素敵なやや冷や向けの酒ですが、これは温め専用だそうで、確かに味が濃く燗上がりする、しかし獺祭らしくキレも悪くない、なによりふくよかなおさけです。これは燗酒ファンならずとも燗して呑みたいおさけ。冬の寒い日、熱燗にしてたらちりにでも合わせればこんな幸せはありません。今晩はあんきも煮付けにあわせましたがこれも文句なく幸せです。

獺(かわうそ)は獲った魚を並べる習慣があるそうで、たくさん並んでいる様子が祭の供え物に見える、というところから獺祭という言葉が生まれた、と聞いたことあります。自宅で呑むときも肴をたくさん並べて獺祭を呑むのがおしゃれかも。なお、ついでながら、「獺祭」とは文筆家が参考資料などを散らかしている様子をも言うらしいです。

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2006年2月 6日 (月)

三鷹野崎「吉田屋玄庵」さん

Yoshidaya_gen_an お気に入りの手打ちそば屋さんを気の向くまま紹介します。この「吉田屋玄庵」さんは、味は一流、量が多く(170g)比較的安い(せいろで700円)という素晴らしいお店。燗のおさけも美味しい。そば屋肴もすてき。

不便な場所にあり、またご主人がお一人でやってるので時間がかかることがあります。営業時間も昼だけなので、「昼酒昼そば昼寝でのんびり」という日におすすめ、私の大のお気に入りです。

ややマニアックな話。「玄庵」という名前で推測される通り「江戸東京そばの会」ご出身です。常陸秋そばの自家製粉生粉打ち、すっきりしたつゆ、気持ちよく辛い辛味大根の薬味、香り高くきれのいい見事なそばです。ついでながら、おろしそばを食べたら私には辛すぎました。電動石臼のふるいはメッシュ24と35の粗挽きで、ブレンドして使っているとのことでした。

手打ちそば 吉田屋玄庵
三鷹市野崎4-7-14
0422-32-2050
営業時間11時半~16時(土日は~18時)
(営業時間以降の予約も可能らしい)
定休日 水曜・第二木曜日
終日禁煙

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2006年2月 5日 (日)

雪の茅舎・山廃純米

Yuki_no_bosha_1 今自宅で呑んでいるおさけは、この「雪の茅舎(ぼうしゃ)」の山廃・純米です。

秋田・本荘ですが、そんなに辛くなくまことに米が美味いもので、熱燗にも耐えるおさけです。冷やでたくさんのむには、多分味が濃すぎます。
燗にして1~2本、鳥の水炊きにでもあわせれば(要するに今日の夕飯)文句のないおさけです。

どうせおさけは毎日呑むもの、そんなに美味すぎないのが一番です。

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2006年2月 4日 (土)

そば屋の好み

そば屋さんもいろいろあって、どこでもいい、というわけには参りません。やっぱり粋に軽くおさけ呑んで(重く呑むのは野暮ってもの)のんびりして美味いそばで仕上げるのが嬉しいなあ。

おそばは、きれいなキレのよいのどごしのいいそばをすっきり辛口の汁で「そば三分」でいわゆる食べるのが一番の好みです。と言って、他のいろいろな流儀のそばでも美味しければそれでいい、といういい加減なもんですが。

そば屋さんの好みについて言うと、
・あまり無茶高くないこと
・こだわりすぎではないこと
・サービスがちゃんとしていること
・おさけを美味しく燗にしてくれること
などは私にとって大切なことです。
どれもそんなに無体な話ではないんですけどね。

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はじめまして

はじめまして。

ブログはまったく初めてですのでどうなることか不安ですが、もしごらんになる方がいらっしゃれば、まことにありがたい話でございます。お見苦しい点はご勘弁を。

ここでは、
つれづれに好みのおさけと手打ちそば屋さんの話でもしようか、
というだけで、おさけやおそば屋さんの評価をしようというわけではありません。


当然大いに偏りが出ますので、それはあしからず。

また、おさけやおそば屋以外の話も気まぐれで書くと思います。


今回はおさけの趣味をつづっておきます。

おさけ

言うまでもなく日本酒のことです。
なにより燗上がりするおさけが一番。

もちろん「冷や」(常温のことです、念のため)や「冷酒」も暑い時季は呑みますが、好みはなんと言っても熱燗。

自宅で呑むのは熱燗にして美味い純米酒のおさけばかりです。
それもあまり辛くなく(甘口歓迎ですが滅多にない)で濃醇な重めのものが好きです。

というわけで、山廃、生もと(酉+
元)などや、古酒に走ったりします。

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